意外と寝れるその1の続きです。
日本ではDemand feeding(赤ちゃんが目を覚ましてミルクを欲しがるタイミングで授乳する)が主流だと思うし、崇拝・神格化されている気がする。妻も子どもたちがGCUにいた3週間ほどと産後ケアで1週間滞在した助産院では日本で多くのお母さんたちが行っているDemand feedingで授乳していた。さすがにふたご同時授乳を習得(GCUナースの指導、これはかなり時短)しているのに別々のタイミングでは意味がないので、一人が目を覚ましたらもう一人にも授乳していた。昼夜逆転のような日もあって妻も疲れていた。
そこで、妻は、退院後は日本で崇拝されているDemand feedingはやめることにした。
代わりに行ったのは「ジーナ式快眠講座」に基づいたスケジュールに沿って授乳、睡眠をとらせる方法である。オリジナルのスケジュールはかなり厳密に時間管理がなされているが、そこまで厳密にしなくても十分こどもたちは眠る。そして、なんといっても大人も眠れる。寝かしつけも抱っこしてゆらゆらとか、添い寝とか一切なしで大丈夫。
おくるみで赤ちゃんをくるみ、ベビーベッドに置く、部屋は真っ暗にする(最も重要)、起こすときは部屋を明るくする、これが基本です。大人でも明るいと起きやすいから、それは赤ちゃんでも一緒である。そして、成長に合わせてスケジュールが変化していく。これをお話すると皆が驚く。妻がふたごの新生児をおくるみでくるんだり、部屋を少しの光も入らないように真っ暗にしたり、泣いてもいないのに時間だからといって眠っていた新生児を起こして授乳し始めたりするのを見て不思議そうな顔をしながら黙って付き合っていた私も「まじで信じてなかったけど本当にこれで眠るんだ」と感心した。特に早期に復職したい方におすすめである。保育園では、乳児期から規則正しいスケジュールで保育されるので、移行もスムーズ。
赤ちゃんが泣いている時にはいくらでも抱っこしてあげたい、添い寝もしてあげたい、という方もいると思う。私たちはできるだけ大人の時間を確保したかったので、この方法がとても合っていた。
【改訂版】カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座

コメント